Rapidia(Conflux1)

AM装置

金属３Dプリンタ／提供パートナー：大陽日酸株式会社

大陽日酸株式会社のMetal Paste Deposition（MPD）方式は金属粉末を使用せず、水溶性の金属ペーストを押し出し、乾燥、焼結させることにより造形する金属積層造形の方式です。

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高い安全性

金属ペーストはカートリッジに封入されているため、金属パウダーのような曝露の可能性はありません。さらに脱脂工程がないため有機溶剤を使用することもありません。

揮発性有機化合物(VOCs)を発生する溶解槽を使用した脱脂工程が不要です。造形後すぐに焼結工程へと進むことができ、造形時間の短縮につながります。

密度の高い部品を造形することや、焼結工程前に複数のグリーン体をペースト剤で接着して1つの部品に組み立てることも可能です。

MPD方式では長い時間を要する脱脂工程がないため、類似のFDM方式と比較して大幅に時間短縮することが可能で、半分以下の時間で造形物が得られます。

付属する焼結炉は電力やガスを効率的に用いた焼結プロセスが可能でLPBF方式に比べてオペレーターの労力を削減することができます。

オープンソースの造形モデル作成ソフトウェア(スライサー)により、ユーザーは造形パラメータを制御することが可能です。焼結炉は標準の焼結プロファイルに加え、ニーズに合わせて熱処理プロファイルをカスタマイズすることができます。

造形時に付与するサポートは専用のペーストにて造形され、その大部分は焼結工程中に除去されます。オーバーハング形状の造形が可能なだけではなく後処理工程を大幅に削減できます。焼結後に手で取り外し可能な金属サポートも自動的に生成可能です。

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